素材感を感じる秋。【那須塩原店】
三寒四温でゆっくりと冬に近づきつつあるこの頃。
本日紹介しますのは、BARNSのスェットやシャツ。
カットソー作りにこだわりをもつこちらのブランドは、貴重な吊り編み機や日本には数台しかないユニオンスペシャルを使用して編まれています。
現在の大量生産の生地にはない、独特の乾いた質感はアメカジ好きにはたまらないでしょう。
キュッとしたあのかんじ。
特に熟練な職人のみが扱えるユニオンスペシャルは、生地を重ね合わさずに縫い上げるため、シルエットがくずれません。きれいな円柱になるのです。
そして、BARNSのシャツ。襟元のパターンが綺麗で、かつ粗野感のある襟の形が決めすぎずしっかりとはまります。
私は、良いシャツを着ているかは台襟が寝ずに肩から立っているかで判断します。大抵のよいシャツというのは、脇が折り伏せ縫いで縫われていて、ロックミシン仕上げではなく、生地の端がみえないように縫われています。
高価なシャツだな、と感じたときはぜひチェックしてみてください。
良い服には、必ず理由があるなあと思うこの頃です。
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